新卒を捨てて、ドイツ生活を選んだ翻訳者の道のり(2)~ドイツ語を生かしたい~

公開日: 2015年12月19日土曜日 ドイツ語 ドイツ生活 生き方 働き方 翻訳



 どうも、tomoです!

タイトル通り、新卒を捨てて、ドイツ生活を決めた僕のこれまでの道のりの続きを書いていきます。
  
 最近出会った言葉に、
 
 「個人的な問題は、一般的な問題になりうる」

 というものがあります。
  
  僕自身の個人的な体験が中心にはなりますが、ご自分のこれまでの経験と重ねながら読んでもらえると嬉しいです。



将来について、仕事について、「働く」ということについて、あれこれと悩む日々が続き、結局内定がもらえないまま、大学4年目を迎えました。

 就職活動のために遠ざかっていたドイツ語と久しぶりの再会。「ドイツ語とこのまま離れたくはない!」という考えに至るまでに、そう長い時間はかかりませんでした。


 やりたいこともはっきりしないまま、何となく就職すれば、絶対に後悔する。

 一番情熱を注げるドイツ語の勉強を続け、将来的に生かせるレベルを目指そう。


 そう心に決めた僕は、4年間学んできたドイツ語を生かせる道を探し始めました。

 やりたいことが明確にならないまま、一種の焦りを感じながら企業説明会や面接に足を運び、将来について悩む日々から一転、僕の頭は「ドイツ語」で満たされました。

 「ドイツ語を生かす」という目的ができ、ドイツ語を学ぶ時間には意味があるんだと確信できたことで、大げさではなく、見える世界が一変したんです。毎日ドイツ語を勉強するために起きていたといっても過言ではありません。
 
 ただ、大学で専攻した程度では仕事で使えるドイツ語レベルには程遠いのが現実。
 
 「ドイツ語を生かすためには、まだまだ勉強が必要だ!」

 そう考えた僕の頭に思い浮かんだのは、大学の交換留学制度を利用することでした。僕の大学は、ドイツにある二つの大学と提携しており、毎年各校に二人、留学することができたんです。

 僕はすぐに準備を始めました。交換留学の制度を利用するのは基本的に大学3年以下の学生
で、4年生の応募の前例はなかったため、学科の先生とも相談しながら、書類を集めました。

この時点では、就職活動を続ける友人が多く、「留学することにした」とはなかなか言い出せませ
ん。交換留学の選考結果が分かるのは十月です。就職活動もせず、大学4年なので授業数も少なく、不安になることもありました。

 それでも、「好きなドイツ語を生かす」という目標に僕は支えられました。勉強することで、心の中の不安を取り除くことができたんです。

 
 それでは、今日はこの辺で。
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