海外に行きたい人がすべき5つのこと~新卒でドイツ生活を始めた経験者の視点~

公開日: 2016年2月19日金曜日 こころ ドイツ生活 海外



 こんにちは、新卒でドイツに来て10カ月のtomoです!

 僕は、大学4年で「いま日本で就職するより、ドイツに行きたい!」と思い、紆余曲折ありながらも卒業と同時にドイツにやってきました。

 そして、もうすぐ1年が経とうとしています。

 今回は、そんな僕が考える「海外に行きたい人がすべきこと」。

 「海外」といっても、今やネットで調べれば、行く方法や留学先なんていくらでも出てきます。この記事では、具体的な方法というより、どちらかというと実際に海外に行くまでの「考え方」について書いていきます。
 



まずは「海外に行きたい」と思うこと


 これが第一歩です。

 「何を当たり前のことを」と言われるかもしれませんが、すべては思うことから始まります。

 きっかけは人によってそれぞれ。それは、本や映画かもしれない。友人との何気ない会話や、偶然出会ったネット上の記事に影響されることもあるでしょう。

 僕の場合、就活を通じて「働き方」や「生き方」を考え始めたことがきっかけで、「海外に行きたい」と強く思うようになりました。

 「何かをしたい」という気持ちを、見過ごさないことが大切。 

 「海外に行きたい」と少しでも思っているなら、第一ステップ通過です。



ひたすら情報を集める


  「海外に行きたい」と思ったら、次にやるべきなのは「情報収集」。

 大学の先生や先輩、友人、ネット等を駆使して、初めのうちはひたすら情報を集めるのがいいと思います。最初から選択肢を絞りすぎるのはもったいない。

 海外の大学に入る、語学学校に通う、ワーホリを使って働く、現地企業への就職を目指す・・・思いつく限りの可能性を探り、どれが自分に合っているか考えること。

 また、ネットだけではなく、実際に留学やワーホリを経験した人に話を聞きましょう。

 「これをやっておけばよかった!」

と今思うのは、「ブログを読むこと」。留学や就職、青年海外協力隊など、海外での活動をブログに綴っている人は探してみると結構いるということを、僕は最近知りました。
 
 海外で生活する自分の姿がイメージしやすくなるし、「私もこんなことしたい」「こんな人もいるんだ」と、選択肢の幅が拡がります。一口に「海外に行く」と言ってもさまざまな形があると知るためにも、ブログを通じて情報収集することをおすすめしたいです。

 

実際に行ってみる


 ネットで調べる。海外経験のある知り合いの話を聞く。ブログを読む。これらで手に入る情報も参考にはなりますが、あくまでもすべて他人の意見や感想にすぎません。

 自分自身で体験するのが一番。短期留学や旅行でもいいので、気になる国や地域に自ら足を運ぶことをおすすめします。海外の空気や生活を肌で感じてみると、事前の情報から抱いていたイメージとは異なる部分が必ずあるはず。

 実際に訪れて手に入る実体験は、ネットや他人からの情報とはまた違ったもの。お金と時間をかけるだけの価値があると思います。



選択肢を絞り、前進あるのみ


 情報や経験者の声をかき集め、自ら足を運んで海外生活の実感がつかめたら、あとは選択肢を絞って自分の道を行くのみ

 情報収集の段階では、選択肢の数を増やすことが大切だと言いました。ただし、選択肢を増やす目的を忘れてはいけない。これはあくまでも、「いちばん自分にあった方法と出会うため」であって、情報を集めること自体が目的ではありません。

 そして、「大学のここはいいけど、ワーホリにはこんなメリットがある。」というように選択肢を比較検討していく中で、自分が本当にしたいこと、海外生活に求めているものが何か見えてきます
 
 最終的に決めるのは自分自身。自分で選んだ道が正しいと信じて、あとは前に進むだけです。




自分の考えを自分の言葉で伝える


 周りとは違う道を選ぼうとするとき、自分の考えは受け入れられないかも・・・と思ってしまうかもしれません。できる限り海外に行くという意志を周りに悟られないように、自分の頭の中だけで自己完結してしまう。僕自身そうでした。

 でも、考えを自分の言葉で表現するのはとても大切なことです。

 相手に話を合わせるのでなく、自分の想いや考えを言葉にして伝える。そうすると、ぶれることが少なくなる。うまく言葉にならないなら、まだ自分の考えにはぶれがあるのだと思います。それでも諦めずに伝えようとし続けること。  

 例えば、普通に就活をしている友達と会話するとき、「本当にそれでいいの?」「違う道もあるんじゃないの?」と感じたら、言ってみること。
 
 周りとの意見のズレを恐れずに発言し続けてこそ、「海外に行きたい」という想いも強くなっていくはずです。




まとめると


 まずは「海外に行きたい」と思うこと。そして、ふとしたきっかけで浮かび上がるその思いを見過ごさないこと。
 
 それから、ネットや人を通じて情報収集。短期や旅行でもいいので、自ら足を運んで実体験する。

 集めた情報や自らの経験によって増えた選択肢を絞る。大切なのは、自分の意志で選ぶこと

 「海外に行きたい」という気持ちに気づき、時間とお金をかけて情報を集め、選んだ自分の道。それでも、周りと少しでも違う方向に進むことに不安を覚えたり、ちょっとしたきっかけで気持ちがぶれてしまうかもしれません。

 ここで避けてはいけないのが、「海外に行く」という思いや意志を自分の言葉にすること

 うまく言葉にならなくても、何度も何度も自分の言葉にしようとチャレンジすること。
 
 そうすることで、徐々に自分の気持ちや目的が見えてくると思います。 



 僕自身、「ドイツに行きたい」と思ってからのことを振り返りながら書いてみました。

 具体的な留学方法というよりは、抽象的な考え方や意識に関する部分が中心にはなりましたが、どう考えるかで行動も変わるはず。

 「海外に行きたい」けどまだ迷いがある人や何をしていいか分からないという人の参考になれば嬉しいです!

それでは!
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