ドイツ生活に欠かせない手紙やメールを「書く力」を磨く参考書。

公開日: 2016年1月13日水曜日 ドイツ ドイツ語 参考書


 こんにちは、tomo(@tomotaka223)です!

 ドイツの現地企業で今年の1月から働かせてもらえるようになったと以前の記事で書きましたが、ビザや労働許可の関係でまだ実際には仕事ができない状態が続いています。

 ドイツに住むということは、ビザの申請などの手続きをもちろんドイツ語で行います。そこで必要になるのが、「ドイツ語を書く」力。またこの力があれば、事務的な場面に限らずドイツでの可能性が広がります。

 そこで今回は、ドイツで生活し、「ドイツ語で書く」ときに役に立つ本を紹介します!






 ドイツで生活するなら、「ドイツ語で書く」ことは避けられない


 それがこの『手紙・メールのドイツ語』という本!僕自身、これまで何度もお世話になってきた相棒です。




 ビジネス用のメールから友人とのプライベートなメール、お世話になったドイツ人への感謝の手紙など、ドイツ生活をする上考えられるさまざまな「ドイツ語で書く」場面が想定されています。

 また、項目ごとにいくつか異なる表現が紹介されていて、似たような場面や状況でも、違う言い方を試してみたりとすると、表現の幅を広げることもできます。

 
 例えば、「いくつかの質問を切り出す」という項目では、

 Ich hätte nun einige Fragen. いくつか質問がございます。

 Ich möchte mich näher zu ~ erkundigen. ~について、もう少し詳しく伺いたいと思います。

  Folgende Fragen zu ~ würde ich Ihnen gerne noch stellen. ~に関して以下の質問がございます。

 というふうに、同じ場面で使える表現をまとめて学ぶことができるのです。 


 他にも、通販サイトを利用するときに役立つ「注文を変更・キャンセルする」、大学の教授へのメールに使えそうな「テキストに関するコメントをお願いする」、プライベートな連絡で使いたい「相手の近況を尋ねる」など、ドイツ生活の中で出会うあらゆる場面に対応してくれる優れモノです!


 「会話」とは違い、「文章」ではジェスチャーや表情を使うことはできません。

 それぞれの手紙・メール例文のあとに「ポイント」や「コラム」のコーナーがあり、ここでは状況によって注意すべき点に触れられています。日本とドイツでは手紙やメールの書き方にもルールや文化の違いが詳しく説明されていて、読むだけでも面白く勉強になります。



 「ドイツ語で書く」ことで拡がる可能性


 ドイツで生活する以上、「ドイツ語で書く」機会は少なくありません。ビザ申請のために外国人局とメールでやり取りをすることもあれば、語学学校でできた友達と出かける約束をメールですることもあります。

 僕も今まさにビザと労働許可の申請のために、「ドイツ語で書く」ことが多く、この本が大活躍中です。

 そして何より「ドイツ語で書く」ことで、ドイツでできることが増え、可能性も拡がると思います。これは、僕の経験上自信を持って言えることです!


 実は、僕が働かせてもらうことになっている会社とコンタクトを取るときにも、この本の力を借りました。もともと翻訳の仕事を探していた僕は、日本の翻訳会社よりもドイツの翻訳会社の方が独日翻訳者の競争率は低いんじゃないかと考えました。そこで、偶然見つけた会社にこの本の「トライアル参加したいとお願いする」という項目を参考にコンタクトを取ったところ、ほんとうに偶然ながら、採用につながったのです!


 そして前も少し書きましたが、やはり外国語は実際に使ってみて「自分の言葉」にすることが大切だと思います。

 この本を読んで、「こんな表現があるんだぁ」で終わってしまうのはもったいない!「資料を請求する」の項目を参考に、興味のある街や美術館に問い合わせてみる。「友達リクエストを送る」「相手のプロフィールについて述べる」の項目には、SNSでの交流に役立つ表現まであります。

 『手紙・メールのドイツ語』 の目的は、「ドイツ語を勉強すること」にとどまらず、「ドイツ語を使うこと」にあります。

 僕自身、この本で「ドイツ語で書く」ことを学び、実際に使うことで「自分の言葉」を増やし、さらにはドイツ生活におけるいろんな可能性を拡げていきたいと思います!
 
 この本に限ったことではないですが、本を通じて得たことをどう行動につなげるかは読む人次第だとつくづく感じる日々。


 それでは!

 



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