【報告】ドイツに残れるかどうか、4月が勝負の月になりそうです。

公開日: 2016年4月2日土曜日 ドイツ生活 働き方


どうも、tomoです!

4月になりましたね。

多くの人が、新しい場所や新しい環境での生活を迎える季節。


大学卒業後すぐに日本を飛び出し、ドイツの地を踏んでからもうすぐ丸一年。

僕にとっても、今日から新しい生活が始まりました!




収入不足でビザがもらえない・・・?


ずっと前に、ドイツの企業で働くことになったと報告しました。

<参照>
ドイツで考える「働き方」


でも、書類を揃えるのに時間がかかり、なかなか就労ビザを申請できずに時は過ぎ・・・。

やっと書類を提出しても、そこから審査に約1か月待たされ・・・。

最近ようやく外国人局から審査結果の連絡が来ました。

結果を知ったときのツイートがこちら。
そう。 ビザが下りなかったんです。

理由は「収入不足」。


地域によって差はあるそうですが、フランクフルトでは月に1499,82 ユーロが最低ラインとのこと。

元々、月に100時間の勤務で850ユーロという契約で、それでは足りないかもしれないとは覚悟してました。

それでも、ドイツ生活の先輩方による事前情報ではだいたい1000ユーロが相場だったので、それを500ユーロも上回ってくるとは完全に予想外。

日本行きの飛行機にとぼとぼと乗り込む自分の姿が脳裏にありありと浮かびました。


チャンスをもらえた!


とは言っても、まだ決まったわけじゃない。とりあえずこの事実を契約先の会社にメールで伝え、なんとか給料を上げてもらえないかと交渉してみました。

「そんなに収入は高くないけどそれでもいいか?」「いいですよ」という合意の下での契約だったので、正直ダメ元での交渉。

しかし、その日のうちに電話がかかってきて、予想外の展開に。

「就労ビザに必要な給料を与えるフルタイムの正社員として雇うかどうか、1か月試してみよう。」


元の契約では月100時間のシフト制で、いわゆるアルバイトに近い働き方。これなら、ライティングや翻訳の仕事もしながら、今より収入が安定するし、理想的な働き方だ!と思っていました。

それがフルタイム勤務になる分、ライターとしての仕事にあてられる時間は少なくなる。それでも、まだドイツには残りたい。まだまだドイツについて知りたいことがたくさんある。

せっかく与えてもらったチャンスをみすみす逃す手はありません。


この一か月が、ドイツに残れるかどうかの勝負。


ということで、さっそく今日(4月1日)からフルタイム勤務してきました。

9時から、休憩をはさんで18時までがっつりと。

あ、言い忘れてましたが、チャンスをくれたのはドイツ人が経営する翻訳会社です。

といっても僕が翻訳をするわけじゃありません。ヨーロッパにある日本企業とプロの翻訳者を仲介するのが主な仕事。

まだ初日なので、今日は業務の流れなどを教えてもらっているうちに終わりました。


今後はライティングにもっと力を入れていきたいと考えていたところだったので、そのために割ける時間が減るのは残念。でも、最近ある人に言われたんですが、時間なんてつくろうと思えばいくらでもつくれるんですよね。

自分のやりたいこと、好きなことのためなら尚更そう。

むしろ、「ドイツの働き方」を実際に経験できるチャンス。「働き方」に興味があるなんていいながら、日本でもドイツでもフルで働いたことないということに今さら気づきました。

そんな奴が「働き方」について語っても、説得力も何もないですよね。

これからは、実体験を通じて考えたり、感じたりすることも積極的に発信していければなあと思ってます。


5月以降も引き続き雇ってもらえるか、そしてドイツに残れるか。

この1か月が勝負。

だからといって、自分のやりたいライティングにも手を抜くつもりはありません。繰り返しになりますが、このブログでは実際にドイツで働いてみて感じるところを綴っていくつもり。

それから、最近メディアリリースしたばかりで、「未来の健康を手に入れる」がコンセプトの「healthy living」でも記事を書かせてもらえることになり、ライターとしての活動の場も1つ増えました。




とにかく勝負の4月。 

「時間は自分でつくるもの」とか偉そうに言ってますが、ポジティブな言葉はだいたい他からの受け売り。

自分に無理やり言い聞かせてます。

そういう発言に説得力を持たせられる人間を目指して、1つ1つ何事も手を抜くことなく頑張ります。

それでは!
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